人材データベースの構築
ICP人材力診断は、全社員の思考傾向・行動特性のデータベース化が可能です。タレントマネジメントシステムや人事管理システムに蓄積された経験やスキルデータと合わせることで、「変革性」や「リスク配慮」「順応性」といった思考や行動特性を活かした選抜を可能にします。
活用事例-1 研修の効果測定
流通業C社は、研修実施前後にICP人材力診断を受診させることで、研修前の動機づけと、研修後の振り返りに活用し、より効果的な研修につなげています。
また、研修生全体の実施前後のデータを分析し、研修プログラムの評価にも活用しています。
主任研修を通じて「適応・対処力」「組織化・遂行力」が大きく伸びていることがわかります。
項目別にみると「多様性」が伸び、既存の方法にこだわらずに新しいやり方を模索しようとする意識に変化がみられます(成長と同時にストレス反応の低下も確認できました)。
活用事例-2 若手社員の経験変化
サービス業D社は、新入社員~入社3年目までの社員にICP人材力診断を受診させることで、若手社員の成長や変化を定量的に把握、適切な研修企画やフォローの指標として活用しています。
Bさんの入社から約2間の経年比較データです。
現場配属から半年が経過した11月(黄色)の数値が大幅に下がっていることから「リアリティ・ショック」が顕著に伺えます(同時にストレス反応も強く出ていた)。その後、会社がいち早く本人の変化を把握し適切なフォローしたため、多くの項目が再び成長しています。